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電子化
診療報酬明細の電子化
診療報酬明細は、医療機関が保険機関に提出し、診療報酬をうける大切な書類であり作業・行為です。医療行為全般を、漏れなく正確に申請しなるべく返戻がないよう作成する必要があります。
現在は、レセプトコンピュータがかなり普及しており、このレセプトコンピュータにより診療報酬明細書を作成します。現在この診療報酬明細書の電算化が進められており、2011年には全ての医療機関がオンラインにて、電算化された診療報酬明細を送ることになります。このことは、診療報酬明細書のペーパレスを意味します。
毎月のオンライン請求の前に、明細書のチェックをいかに効率的に行うかも大事な点です。
また、調剤薬局においても患者さんの「薬歴」を電子化しデータベースで管理することが急速に進んでいます。調剤薬局における診療報酬明細書の電子化・オンライン化は医療機関より早く進んでいます。
開業医相談所は、医療機関の電子化をサポートいたします。内容は、「処方確認」「処方歴管理」「疑義照会」「相互作用チェック」「患者指導歴管理」等があります。
こんなコトやります!
レセプト電算化のメリット
- 紙レセプトの印刷、分類及び編さん作業等に係わる手作業の軽減。
- 紙レセプト電算の機械チェックによる、記載漏れ・計算誤り等の単純ミス軽減。
- 統計的な診療分析が可能。
- 診療報酬の初診料に対する電子化加算の選択的要件の一つに該当。
オンライン化のメリット
- 診療報酬請求時に瞬時の機械的チェック(自動受付点検機能)が可能となることから、より精度が高いレセプトを排出することが出来る。
- 審査支払機関とのオンライン回線を活用することにより、被保険者等の受診時に、各保険者の加入名簿への確認が可能。(現在検討中)
Network化のメリット
今後の医療行為における電子化・Network 化が急速に進むと思われます。
患者さんの診療に関するすべての記録を、1つのデータベースで一元管理をします。
また、先生の診療所の特性や予算に応じた段階的なシステム構築が可能です。
- レセプトコンピュータ
- 電子カルテ・Ordering System
- 各種画像診断装置CR画像、CT画像、MRI画像、RI画像、超音波画像、内視鏡画像、デジタルカメラ画像
- 各種検査装置
- PACS(Picture Archiving and Communication System)
基本概念として、「画像をモニターで見る」「DATA配信はNetwork を使う」「医療機関同士のDATA配信もNetwork を使う」「DATAの保存は電子的に行う」の4つを基本としている。 - 看護支援システム
- 診察予約システム